目次
1 研究会からのお知らせ
2 機能性食品等に関するニュース
3 食や健康に関するイベント
4 今が旬の農産物紹介
5 研究会からのお願い
1 研究会からのお知らせ
〇第10回いわて農林水産物機能性活用研究会総会の書面開催について
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いわて農林水産物機能性活用研究会の第10回総会を書面にて開催いたします。後日研究会グループメールにて総会資料を配布いたします。
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2 機能性食品等に関するニュース
〇最新の機能性表示食品届出情報
(消費者庁「機能性表示食品届出データベース」より(令和7年5月27日現在))
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令和7年3月1日~31日の期間において消費者庁に届出があったものは135件でした。食品区分は、「生鮮食品」が9件、「加工食品(錠剤、カプセル剤等)」が77件、「加工食品(その他)」が49件です。このうち生鮮食品は以下の通りです(「商品名<名称>機能性関与成分」で記載)。①「みつぼしトマト クエン酸<トマト>クエン酸」、②「みつぼしトマト リコピン<トマト>リコピン」、③「ルテインの力<鶏卵>ルテイン」、④「オーガニック大豆もやし(レンジ対応)B<有機大豆もやし>大豆イソフラボン」、⑤「プレミアムスウィート 2つの機能性<バナナ>GABA」、⑥「スウィーティオバナナ 2つの機能性<バナナ>GABA」、⑦「バナ活バナナ 2つの機能性<バナナ>GABA」、⑧「極撰バナナ 2つの機能性<バナナ>GABA」、⑨「「おいしく+楽しく=健康に!」お刺身用かつお<かつお(生食用)>アンセリン、イミダゾールジペプチド、DHA・EPA」
機能性表示食品の届出情報検索 | 消費者庁 (caa.go.jp)
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3 食や健康に関するイベント
○【農林水産省】第20回食育推進全国大会inTOKUSHIMA「食の力は無限大~徳島から未来へつなぐ食育~」(6月7日~8日)
■日時 :6月7日(土)~6月8日(日)
■場所 :徳島県立産業観光交流センター(アスティとくしま、徳島市山城町東浜傍示1-1)、イベントの一部はオンライン配信の予定
■内容 :農林水産省は、毎年6月の「食育月間」に関連する全国的な取組として、徳島県等との共催により、「食の力は無限大~徳島から未来へつなぐ食育~」をテーマに『第20回食育推進全国大会inTOKUSHIMA』を開催します。食育活動表彰、食育推進のためのブース展示、シンポジウム、ステージイベントなどを実施し、来場者に体験活動等を通じて楽しく食育に対する理解を深めてもらうとともに、オンラインを活用したイベント等も実施されます。
詳細は以下のサイトを参照願います。
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/250421.html
○筑波産学連携支援センターセミナー『ハッサク果皮が 熱中症に効果的!?「熱中症になりにくい体を作る」~農産物の新たな価値による社会課題解決と地域創生へ~』(オンライン)
■日時 :7月8日(火) 14:00~15:30
■場所 :オンライン(Microsoft Teams)
■内容 :農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センターでは、農林水産分野における産学官の研究交流を目的にセミナーを開催しています。このたび、熱中症対策に効果的なハッサクの魅力とハッサクを使った地域活性化についてのセミナーを開催します。
講師 :TOPPAN株式会社 情報コミュニケーション事業本部 ソーシャルビジネスセンター 永野 武史 氏
■定員 :100名、参加費無料。申し込み締め切りは6月30日(月)締切。
■イベントの詳細や参加申込は以下のサイトを参照願います。
https://www.affrc.maff.go.jp/tsukuba/top/event/seminor/seminar_2025/250708_opensemi.html
〇食品開発展2025(Hi Japan/ FiT Japan/ S-tec Japan/ LL Japan)
■会期 2025年10月15日(水)・16日(木)・17日(金)
■会場 東京ビッグサイト西1・2・4ホール&アトリウム
■主催 インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社
■後援(申請中) 厚生労働省/東京都/日本貿易振興機構(ジェトロ)/農業・食品産業技術総合研究機構食品研究部門
■詳細は下記サイトへ
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4 今が旬の農産物紹介
今月は「そらまめ」です。
そらまめは世界最古の農産物のひとつといわれ、古代エジプトやギリシャ、ローマでも食用とされていました。名前の由来は、サヤ(莢)が空に向かって上を向いてなるため「空豆」の字が当てられたといわれています。また、サヤが蚕(かいこ)の形に似ていることや、蚕が繭(まゆ)を作る時期においしくなるから「蚕豆(そらまめ)」と呼ばれるようになったとの説もあります。
そらまめは、マメ科の一年生または越年生草本で、寒さに強く暑さに弱い植物で、栽培する時期は、秋に播種して春に収穫する「秋まき栽培」と早春に播種して初夏に収穫する「春まき栽培」があります。生産量の全国第一位は、鹿児島県で東北地域ではお隣宮城県が第5位となっています。そらまめは、完熟したものを乾燥して豆類として利用する方法と、若どりした未成熟なものを青果物として利用する方法があります。国内のほとんどの産地は、青果用の「未成熟そらまめ」を出荷しています。
美味しい「未成熟そらまめ」を出荷するためには、適期に収穫することが必須条件となります。そらまめの収穫適期は、サヤの付き方(傾き)を見ることで判断できます。結実した直後のサヤは、地面に対してほぼ直角(空を向いている)についています。その後まめが成熟するとともに傾いてきて、若どりしてちょうどおいしくなる時期には地面に対し水平からやや下向きになります。もし、自宅の家庭菜園で栽培している場合は参考にしてみてください。
そらまめは、豆類特有の栄養素を豊富に含む野菜で、エネルギー源となる糖質やたんぱく質を多く含むほか、糖質の代謝を助けるビタミンB1や美肌効果や抗酸化作用があり、鉄の吸収を助けるビタミンCなどのビタミンを多く含みます。また、カリウムや鉄などのミネラルも豊富に含まれており疲労回復や夏バテ防止に役立ちます。その他、むいて食べることが多い薄皮には食物繊維が豊富に含まれており整腸作用が期待されます。新鮮なそらまめを入手した時は食べやすいのでぜひ試してみてください。
これから県内は、梅雨に入り少しうっとうしい季節となりますが、それとともにおいしくなるそらまめを塩ゆでにして夕食のおつまみに加え、一日の疲れを癒しながらゆっくりと夕食を楽しみ体力の回復に役立ててはいかがでしょうか。
5 研究会からのお願い
〇担当者の確認のお願い
人事異動等により担当者が変更となった場合、研究会事務局までご連絡ください。
〇会員の皆様からの情報提供について
研究会では、メールマガジンに掲載する、会員関連情報を募集しています。イベント開催や商品案内等、研究会内で共有したい情報がございましたら研究会事務局までご連絡ください。
なお、情報提供にあたっては以下の事項について確認をお願いします。