目次
1 機能性食品等に関するニュース
2 研究会会員からの情報
3 食や健康に関するイベント
4 今が旬!いわての農産物紹介
5 研究会からのお願い
1 機能性食品等に関するニュース
〇【消費者庁】機能性表示食品制度に関する説明会について
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消費者庁による機能性表示食品の制度改正に関する説明会が、(第1回)3月18日(火)と(第2回)3月19日(水)にオンラインで開催されました。対象者は機能性表示食品の届出者等(記者や一般の方も参加可)です。当日は、参加者からの質疑応答も行われ、本説明会の内容は、後日、消費者庁HPに掲載される予定です。説明会の資料は下記サイトを参照願います。
※消費者庁食品表示サイトhttps://www.caa.go.jp/notice/entry/040995/index.html
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〇最新の機能性表示食品届出情報
(消費者庁「機能性表示食品届出データベース」より(令和7年3月25日現在))
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令和7年1月1日~31日の期間において消費者庁に届出があったものは41件でした。食品区分は、「生鮮食品」が2件、「加工食品(サプリメント形状)」が13件、「加工食品(その他)」が26件です。このうち生鮮食品は以下の通りです(「商品名<名称>機能性関与成分」で記載)。①「静岡の自然薯60号<山芋>GABA」、②「サラダモロヘイヤNEO(ネオ)<モロヘイヤ>GABA」
※消費者庁食品表示サイト https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
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2 研究会会員からの情報
このコーナーは会員の皆様からいただいた食や健康に関する情報について紹介します。
〇太子食品工業株式会社
3月より、「豆腐バー」と「東北そだち」の2ブランドをリリースしました。
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■モットーフ豆腐スイーツバー(カフェモカ・抹茶あずき)/なめらか豆腐バー(五目入・枝豆ひじき)
なめらか豆腐バーが、新ブランド「モットーフ」としてさらに美味しくリニューアルしました。まるでスイーツ?「カフェモカ」、「抹茶あずき」などのスイーツ豆腐バー。そしてそのまま食べられる、お惣菜風なめらか豆腐バー「五目入り」「枝豆ひじき」の4種類が新登場しました。片手でお手軽に植物性たんぱくを摂取できます。
■東北そだち
東北産大豆と東北企業の熱い想いで、東北の「好き。」をお届けする地産地消ブランドです。
ブランド設立15周年を機に、納豆、豆腐、油揚げの8商品をリニューアルいたしました。オススメは三陸産昆布を使用した特製タレでいただく「中粒・ひきわり納豆」、サステナブルな紙帯パッケージになりました。そして岩手発祥(諸説あります)とも言われている「寄せとうふ」も新発売。
※詳しくは公式HPを参照ください。https://www.taishi-food.co.jp/ja
3 食や健康に関するイベント
〇脳×食の科学!嗜好と共感のメカニズムを解明し、健康的な食習慣をデザインする!!
■日時 :2025年4月10日(木)15:00~16:00
■会場 :Zoom配信
■定員 :500人、■参加費 :無料
■主催 :(一財)バイオインダストリー協会、
■内容
「食嗜好性のムーンショット研究と脳栄養学研究」
喜田 聡 氏(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 教授)
内閣府が主導して10種の挑戦的なイノベーション実現を目指す、ムーンショット型研究開発が進められています。そのうち9番目の目標では、心の安らぎや活力の増大を実現すべく、多面的な研究開発が進行中です。健康的な食習慣のデザインに向け、脳科学を基盤とした新たな食習慣の改善技術も開発されつつあります。今回、プロジェクトマネージャー喜田聡 教授から、その成果と進捗についてご講演いただきます。
■参加申込み(4月8日(火)締め切り)とセミナーの詳細については、下記サイトを参照願います。
https://www.jba.or.jp/event/post_247/
4 今が旬!いわての農産物紹介
今月は「ギョウジャニンニク」です。
ギョウジャニンニクは、奈良県以北から北海道にわたり広く分布するネギ属の多年草で、葉やりん茎を食用とする山菜です。県内では、栽培ものや自生地から採取された天然もののギョウジャニンニクが、3~4月にかけて産直施設等で販売されます。最近は、乱獲を原因として天然のギョウジャニンニクの流通が減り、栽培されたものが主流になっています。
出荷販売を目的に栽培を行うためには、種苗を大量に確保する必要があります。種苗の増殖は、分球(株分け)と実生(種子)による方法がありますが、大量に増やすことができる実生方法では、播種してから収穫できる大きさの株になるまで6年から8年かかります。このため、ギョウジャニンニクの生産量を増やすことは容易なことではありません。八幡平市の「八幡平山菜栽培研究会」では、葉しょう部が太くて柔らかな、食味の良い特徴を持つ系統を「八幡平行者(はちまんたいぎょうじゃ)」として2017年に品種登録し、種苗を研究会員限定で供給する取組を行っています。
ギョウジャニンニクは独特の臭気が特徴であり、その主成分は含硫化合物です。この含硫化合物の一部は、ニンニクと共通するアリシンです。このアリシンには、抗酸化力や強い抗菌作用があることに加え、ビタミンB1の吸収を促し疲労回復の効果もあるとされています。その他の栄養成分では、ビタミンK、ビタミンC、β-カロテンが多く含まれています。
ギョウジャニンニクはアクもほとんどなく、そのまま生でも食べることができ、茹でる、揚げる、炒める、焼く、蒸すなど、様々な調理にも向いています。今の時期、県内の産直や青果物店で、地元でとれた新鮮なギョウジャニンニクが手に入ります。4月からは新年度が始まり、職場環境の変化など何かと忙しくなることと思います。疲労回復のためには、規則正しくバランスのとれた食生活が基本となりますが、さらに、今が旬のギョウジャニンニクを体調管理に役立ててはいかがでしょうか。
5 研究会からのお願い
〇会員の皆様からの情報提供について
研究会では、メールマガジンに掲載する、会員関連情報を募集しています。イベント開催や商品案内等、研究会内で共有したい情報がございましたら研究会事務局までご連絡ください。
なお、情報提供にあたっては以下の事項について確認をお願いします。
■原稿は、矢野会長と事務局で確認(会の目的や活動との整合性等)後掲載します。
■メルマガ発行は、毎月最終水曜日となります。原稿は、その前週金曜日ごろまでに事務局までメールにてお願いします。
■原稿様式は、特に定めておりませんがテキスト形式で送付ください。掲載する体裁等は事務局に一任ください。