いわて農林水産物機能性活用研究会メールマガジン2023年3月号

目次

1 機能性食品等に関するニュース

2 食や健康に関するイベント

3 今が旬!いわての農産物紹介

4 研究会からのおしらせ

 

1  機能性食品等に関するニュース

〇機能性表示食品、3年連続1,000品超

22年度、現時点で200社が新規受理(健康産業新聞 2023年3月1日号より)

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機能性表示食品の2022年度受理累計が2月20日公表分で1,000品を突破した。1,000越えはこれで3年連続。22年度の新規届出者数は200となった。

機能性表示食品の届出数は初年度の2015年度が310品。16年度にその倍となり18年度以降は右肩上がりに増加した。SR付原料の増加、届出支援企業のノウハウ蓄積、異業種からの参入増加など、様々な要因が届出数の増加につながっているとみられる。

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〇最新の機能性表示食品届出情報

(消費者庁「機能性表示食品届出データベース」より(令和5年3月24日現在))

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令和5年1月1日~31日消費者庁に届出があったものは89件でした。食品区分は「生鮮食品」2件、「加工食品(サプリメント形状)」53件、「加工食品(その他)」34件です。生鮮食品は以下の通りです。①「機能性表示食品のシソ(大葉)ロスマリン酸」(「商品名(名称)機能性関与成分」で記載)②「ガチトマト(トマト)GABA」。

機能性表示食品の届出情報検索 | 消費者庁 (caa.go.jp)

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2 食や健康に関するイベント

 

  〇食品開発展2023(Hi Japan/ FiT Japan/ S-tec Japan/ LL Japan)

■開催日時 2023年10月4日(水)・5日(木)・6日(金)

■開催場所 東京ビッグサイト西1・2ホール&アトリウム

■主催 インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社

■食品開発展2023 出展資料請求

https://www.hijapan.info/requestexhibitorkit/

 

3 今が旬!いわての農産物紹介

今月は「ふきのとう」です。

ふきのとうは、独特に苦味と風味がある春一番に収穫される山菜で、3月に入ると県内各地域の産直で販売が始まり、春を感じさせる食べ物です。八幡平市では苦味が少なく食べやすいさらにアク抜きもほぼ不要な「マイルドばっけ」というふきのとうを栽培しています。「マイルドばっけ」は2012年に「八幡平山菜栽培研究会(以下研究会)」が品種登録を行いました。このため栽培は、研究会のメンバ-に限定されています。現在数名の生産者が取組んでいますが、生産量が少ない貴重な「マイルドばっけ」です。例年2月上旬の立春の頃から4月上旬にかけて八幡平市内の産直施設で購入することができます。

ふきのとうは、ふきよりも栄養分が豊富といわれています。カロテンやビタミンB1、カリウムなどのミネラル、食物繊維を比較的多く含んでいます。研究会と岩手生物工学研究センターは、「マイルドばっけ」を含む様々なふきのとうの機能性成分の研究を行っております。研究成果については、後日あらためて会員の皆様にご紹介したいと思います。

 

4 研究会からのお願い

〇 会員の皆様からの情報提供について

研究会では、メールマガジンに掲載する、会員関連情報を募集しています。イベント開催や商品案内等、研究会内で共有したい情報がございましたら事務局 seikouken@ibrc.or.jp までご連絡ください。

なお、情報提供にあたっては以下の事項について確認をお願いします。

 

■ 原稿は、矢野会長と事務局で確認後(会の目的や活動との整合性等)掲載します。

■ メルマガ発行は、毎月最終水曜日となります。原稿は、その前週金曜日ごろまでに事務局までメールにてお願いします。

■原稿様式は、特に定めておりませんがテキスト形式で送付ください。掲載する体裁等は事務局に一任ください。

 

〇 令和5年度の研究会活動へのご要望やご意見について

研究会事務局では、会員の皆様に役立つ活動を検討しています。新年度当初(5月)に研究会の幹事会を予定しており、令和5年度活動計画を協議します。その際、会員の皆様の要望をできるだけ反映した事業となるよう協議したいと考えます。

つきましては、以下項目について会員の皆様の要望を募りたいと思います。4月末目途に事務局seikouken@ibrc.or.jpまでご連絡をお願いいたします。

 

①  研究会活動全般について 

シンポジウム、ゼミナ-等の開催方法やテーマ等について

なお、令和5年度のシンポジウムは「(仮題)機能性素材の宝庫 “いわて” から健康増進食材を発信する」と称して、機能性表示食品制度をテーマに開催予定です。

②  メールマガジンについて

記事内容、新企画、配信間隔等について

 

〇 ご担当者確認のお願い

異動等により担当者に変更ある場合、研究会事務局 seikouken@ibrc.or.jp までご連絡ください。